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月の友のドクターDの健康コラム 7

2015.04.15

 

◆タンパク質を食べましょう◆

 

 

「皆さん、タンパク質を食べていますか?」

とたずねると、ぽかーんとしてしまう方が多いです。

 

タンパク質はいったいどのような食品に入っているの?

タンパク質はいったい身体のなかで
どのような役に立っているの?

ピンとこない方が多いのも無理はありません。

 

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① タンパク質はこんな役に立っています。
私たち生物の基本単位である、“細胞”。

この細胞の活動を支えているのが、

細胞の3分の2を占める主要成分、タンパク質です。

 

タンパク質の体内での役割は様々あります。

■ 筋肉、血管、骨、軟骨、皮膚など身体の構造を担う

■ ヘモグロビンなど血液中で物質(酸素など)を輸送するための輸送体の材料となる

■ 体内で様々な調節や反応を行う

■ 免疫系を担う物質(例えば免疫グロブリン)の材料となる

など、

とても需要な役割を担っているのがタンパク質です。

タンパク質をしっかり摂ることが、

これらの身体の働きを しっかり機能させることだと

理解していただく必要があります。

 

② ではどれくらいの量を食べればいいの?
国民の健康を増進するために、
厚生労働大臣が有識者の意見を元にまとめている

「日本人の食事摂取基準」というものがあります。

 

それによると、タンパク質の1日摂取推奨量は
18歳以上で男性は60g、女性は50gとなっています。

高齢になってもタンパク質の必要量は 変わらないんですね。

 

ちなみに1日に必要なエネルギー量は、

18歳より70歳の方が 200〜450kcal少なくなります。

 

加齢とともに必要なエネルギー量は減りますが、
必要なタンパク質の量は変わりません。

これは注意ポイントです。

 

 

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必要カロリー量が減っているのに、食べるカロリーを減らさないと・・・それも困ります。

 

 

③ タンパク質を摂るのにおすすめは?
高齢になると、カロリーを抑えたり食欲がなかったりで
食事の絶対量が減りがちです。

でもタンパク質はしっかり摂らなければなりません。

 

良質なタンパク質として知られるのはタマゴです。

タマゴ1個のタンパク質量は6〜7g。

タマゴ以外にも肉、魚、乳製品、大豆などから
まんべんなく、バランスよく摂るようにしたいですね。

 

どうでしょうか?

厚労省のおすすめどおり摂れていますか?

 

バランスよく摂るのは大変、

自分が1日にどれだけの タンパク質を摂ったのか全くわからない、

そう嘆く方にはタンパク質のパウダーをおすすめします。

いわゆる「プロテイン」です。

 

「プロテイン」はスポーツマン向けのサプリメント?!だという
印象をちょっと改めていただいて、

健康増進のために1日に5gでも10gでも

うまく活用していただきたいと思います。

 

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