月の友ドクターDの健康コラム 2
2015.02.17
認知症予防のために
脳を元気に、活性化させるための活動を「脳活」というそうです。
面白い言葉ですね。
認知症は生活改善で治したり予防したりできることが近年わかってきたとのこと。
具体的には
ちょっとしたインテリアを作る事が出来るキット、
木製パズル、ジグソーパズル、ぬり絵、カラオケ、縫い物、などなど・・・
頭を使って、手先を使って、何よりも、楽しむ事が大切です。
どうですか?
やってみようかな、という気になりましたか?
それから「運動」
一日にわずかな時間でもいいから身体を動かすことが大切です。
そしてもう一つ気になる言葉があります。
「脳腸相関」 (のうちょうそうかん)
これは講演会でもお話した事のあるネタですが
脳と腸が密接に連携しているという話です。
すごく緊張したらおなかが痛くなる、下す、逆に毎日快調だった人がぴたっと止まる。
こんな経験は誰しもあるかと思いますが、 この逆もあるのです。
つまり、腸が不調だと気分が悪い、 不安、抑うつ、緊張感など・・・
脳を健康な状態にしたければ、
おなかの状態も良くしておかなければならない、ということです。
そのためには 私たちの腸内細菌、善玉菌を元気にさせ、
増やすことで腸の状態を良くすることは可能なのです。
このように脳を活性化させ、健康な状態にする方法はいろいろあります。
普段からできることをこつこつと。
ぜひお試し下さい。