月の友のドクターDの健康コラム 10
2015.05.09
ロコモティブシンドローム
“ロコモティブシンドローム”とは、
2007年に日本整形外科学会によって提唱された言葉だそうです。
サイトでの説明によると
「運動器の障害による移動機能の低下した状態を表す新しい言葉」
とあります。
よくある加齢現象として、
膝が痛い、血圧が高い、思い出せない、目のピントが合いにくい、
等々・・・いろいろ思いつきますが、高齢化社会になったことで、
健康(自立した生活ができる)寿命をいかに伸ばすかと考えると、
「これらを老化現象で片付けずにその起こる仕組みを知り、
普段の生活習慣で気をつけられることは気をつけましょう」
ということです。
健康維持における足腰の重要性を啓蒙するための言葉が
ロコモティブシンドローム、略して「ロコモ」です。
運動器に関連する身体のパーツの主なものは3つ。
骨、筋肉、関節
です。
歩けなくなったら大変!
(我々は動く生き物、つまり動くことは健康の基本)
あまり動かない生活は脳への刺激も減ってしまいます。
普段から足腰をいたわり、適度に動かし、
バランスよくしっかり食べて骨、筋肉、関節の材料を身体に入れて
毎日の生活を送ることが肝要なのです。
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